西武、3戦連続零封で5連敗 2失点完投の今井達也を見殺し 32イニング連続無得点で10度目の零封負け…うち5度が6月

先発し力投する西武・今井(撮影・永田浩)

◆オリックス2―0西武(21日、京セラドーム大阪)

西武が3戦連続の零封負けで5連敗を喫した。得点は14日のDeNA戦の4回に1点を奪ったのが最後で、32イニング連続無得点。零封負けは今季10度目で、6月だけで5度目となった。

西武は先発の今井達也が初回に失った1点が重くのしかかった。先頭の茶野篤政に右翼線三塁打を許し、1死後に太田椋に右翼線への適時二塁打を浴びた。2回以降は散発2安打。うち1本が8回の森友哉のソロで、敵地のマウンドで2失点完投と孤軍奮闘しながら、4敗目を喫した、

打線はオリックス先発のアンダーソン・エスピノーザの前に8回までゼロ行進。4月24日の初対戦で7回を2安打零封された右腕を今回も打ちあぐね、5回は1死一、三塁から源田壮亮が三ゴロ、奥村光一が見逃し三振に倒れた。エスピノーザには4安打に封じられ、9回もアンドレス・マチャドに無得点に抑えられた。

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