レスリング男子・日下尚 第1シードで五輪に挑む「一から課題を修正したい」

 それぞれの地元の名産を手にする日下尚(左)と曽我部京太郎

 レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級でパリ五輪代表の日下尚(三恵海運)が21日、約2週間のハンガリー遠征を終えて成田空港に帰国した。

 香川出身の新鋭は4月のアジア選手権に続き、今回のランキング大会も優勝して世界ランク1位に君臨。第1シードとして五輪本番に臨むが「明るい材料。グレコも世界に打って出られる」と手応えを得つつ、国際合宿では海外勢に屈することもあったというだけに「とんとん拍子でいきすぎているので、ここまでの勝ちは全部忘れて一から課題を修正したい」と気を引き締めた。

© 株式会社神戸新聞社