全国でも珍しい沖縄の交通ルールが廃止されます。
県警は国道58号と国道330号で実施していたオートバイの走行規制を、ことし9月末までに全て解除すると発表しました。
沖縄本島内の幹線道路、国道58号と国道330号の一部区間ではオートバイは第1通行帯のみを走行しなければならないという交通規制がありますが、県警はことし9月末までにこの規制を全て廃止すると発表しました。
規制が解除されるのは、那覇市の国道58号「旭橋交差点」から嘉手納町の「嘉手納交差点」までのおよそ20キロの区間と、那覇市の国道330号「古波蔵交差点」から宜野湾市の「普天間交差点」までのおよそ15キロです。
1983年以降、バイクによる交通事故防止を目的に規制が続いてきましたが、事故件数の減少などを踏まえ全面的な解除を決めました。
一方、50CC以下の原付バイクについては、道路交通法にもとづき引き続き第1通行帯のみの走行規制が続きます。
