津久井署管内 「プロテクター着用を」 ライダーに注意呼び掛け 相模原市緑区

ライダーに啓発物を渡し注意喚起

二輪車の事故防止を呼び掛けるキャンペーンが6月10日、鳥居原ふれあいの館(鳥屋)の駐車場で実施された。

津久井警察署員や同署管内地域交通安全連絡協議会および緑区安全・安心まちづくり推進協議会のメンバー、津久井まちづくりセンターの職員ら約20人が参加。のぼり旗やプレートを掲げながら二輪車のライダーたちに「スピードは控えめに」「安全のためプロテクターを着けましょう」と注意を呼び掛けた。

同署管内では今年1月から5月末までに59件の交通事故が発生。そのうち21件が二輪車関係の事故によるもので、二輪車の死亡事故も2件発生している。

同署の塚本善治交通課長は「津久井周辺はライダーに人気の道が多い。重大事故抑止のため、対策を強化していく」と力を込めた。津久井交通安全協会の平栗文夫会長は「『皆で無くそう二輪車事故』を今後も呼び掛けていきたい」と語った。

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