「信頼されてきたと思い始めた」遠藤航のターニングポイントは王者マンC戦? 敵FWハーランドとの対戦も回想「お久しぶりですという感じ(笑)」「ドルトムント時代のほうが…」

リバプールの日本代表MF遠藤航は6月21日、自身が配信する『月刊・遠藤航』によるトークイベント「The REAL PICK UP MATCH」に登場。本人がプレーを解説する「PICK UP MATCH」のコーナーで、2023-24シーズンのプレミアリーグ第13節・マンチェスター・シティ戦(1-1)を回想した。

この一戦には1-1で迎えた85分から途中出場。投入された直後には、自陣ボックス内で相手の際どいFKをギリギリでブロックする場面もあり、ゴールを許さなかった。

31歳のMFは、「(ユルゲン・クロップ監督に)信頼されてきたかなと思い始めたのは、このへんからじゃないですか」と語る。

「残り10分ぐらいでしたけど、このような接戦で途中出場する試合がそれまではなく、点差がある時にしか出られませんでした。この状況でプレーできて、最終的にはそのままゲームを終わらせられました。試合の入りも悪くなかったですし、セットプレーなど重要な場面で仕事ができたと思います」

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初対戦となったプレミア王者の印象に関しては「やっぱり上手かったですね。ビルドアップの立ち位置なんかはかなり洗練されていましたし、分かっていてもなかなか奪えないというのはありました」とし、相手のエースFWアーリング・ハーランドについては、こう述べている。

「シュツットガルト時代に対戦したことがあるので、『お久しぶりです』という感じでした(笑)。彼はドルトムントにいた時の方がもっと仕事量が多かったイメージで、今はあまり動かずに、最後に仕留めるスタイルになっている。周りも彼を上手く活かしていますよね」

来シーズンも、遠藤がワールドクラスの選手たちと対峙する姿を見られるのが楽しみだ。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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