吉高由里子「光る君へ」名場面に「はい、激おこ~」 平安衣装でコンビニ&ラーメン暴露される 観客大爆笑

 生放送を終え、観客と記念撮影する(左から)柄本佑、吉高由里子

 NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演中の女優・吉高由里子と俳優・柄本佑が22日、京都府宇治市内で同局のトーク番組「土スタ」公開生放送に出演。劇中の名場面を振り返るコーナーでは、自身が演じるまひろや柄本演じる藤原道長へ向け、鋭いツッコミを連発させた。

 1103人の観客を前に、緊張気味だった吉高だが、番組が進むにつれてどんどん絶口調に。2人の廃邸での逢瀬のシーン、道長がまひろを後ろから抱きしめると、「はいバックハグ~。いただきました~」と、ニヤリ。柄本が「びっくりするぐらい自由ですけどね」と、半ば呆れる中、道長が激高する場面では「はい、キレた~。はい、激おこ~」と吉高節を連発し、会場の爆笑を誘っていた。

 また、VTRでコメントを寄せた共演の松下洸平から、かつらと衣装のままで、撮影所の食堂でラーメンを食べたり、コンビニに行ったりすることを暴露された吉高。「汁が飛ばないように、食堂のおばさまがハンカチをかけてくれます。一応三十何歳なんだけど、甘やかされてます」と、苦笑していた。

 劇中では自ら筆をとり、仮名文字を披露している。本来は左利きだが、右手で書かないといけないため、撮影開始の半年前から矯正を開始したという。「物腰の低いドS」な指導者のもと、「やってもやっても、できた、ってならないので、追いかけがいがあるし、(心が)折れそうな感じもある」と、苦労を語った。

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