大田原・黒羽城址でアジサイ見頃 「くろばね紫陽花まつり」開催、夜はライトアップも

黒羽城址公園で見頃を迎えているアジサイ

 【大田原】黒羽城址(じょうし)公園でアジサイが見頃を迎え、地元の実行委員会による「芭蕉(ばしょう)の里くろばね紫陽花まつり」が22日、始まった。7月7日まで午後9時までのライトアップなどを行う。

 市観光協会によると、花は順々に咲いていくという。山城跡の城址公園には約40種、6千株のアジサイがある。土塁などで起伏があり、堀に架かる「あじさい橋」から、斜面にちりばめられたような色とりどりの花を見られる。大勢の人たちが訪れ、花をめでたり写真に収めたりしていた。

 佐久山、自営業阿久津喜一(あくつきいち)さん(68)はアジサイの時季に毎年訪れるという。「昨年よりも花がきれいに感じます」と話した。

 まつりでは22日、オープニングセレモニーが行われた。土、日曜にはステージイベントなどが催される。(問)市観光協会0287.54.1110。

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