ペットボトル飛ばしロケットの原理学ぶ 伊予市でJAXAが体験教育

ペットボトルなどで作った水ロケットの飛距離を競う参加者

 子どもたちの宇宙への夢を育む「コズミックカレッジ」が22日、愛媛県伊予市中山地域であった。市内外の小学生約30人と家族が、水の入ったペットボトルに空気を送り込んで飛ばす「水ロケット」作りを通じてロケットが飛ぶ原理を学んだ。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の体験教育プログラムで、なかやま十彩(といろ)会と郡中まち元気推進協議会が2022年から開催している。

 出来上がると近隣の中山中学校のグラウンドで飛ばし、飛距離を競った。「3、2、1、発射」のかけ声とともに水ロケットが飛び上がると、児童らが歓声を上げて喜んでいた。

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