子どもの成長見守り10年 保育サークル「もりのこ」 相模原市中央区

音楽ライブを楽しむ参加者たち

未就園児と保護者などが野外で鍋を作ったり遊んだりする保育サークル「もりのこ」が6月9日、10周年を記念してイベントを開催した。これまでサークルに関わった親子120人が、冒険遊び場「銀河の森プレイパーク」(弥栄)に集まった。音楽ライブや具材持ち寄りのケーキ作りなどを楽しみながら節目を祝った。

同サークルは、幼稚園や保育園に行く前の子どもと親の居場所として設立された。お互いの子どもを見守る場であり、親同士が悩みを共有することもできるという。10年間で合計およそ300組の親子が所属し、今も50組が関わっている。

活動場所は銀河の森プレイパーク。生い茂る木々のなか、「自分の責任で自由にあそぼう」を合言葉に創意工夫して親子で遊ぶ。元高校教師やパティシエなど様々な人が集まるのも魅力の一つで、町田市や座間市から訪れる人もいる。

この日は、久しぶりに会った子どもたちの成長が見られたり、苦労を共にした親同士が再会したりと旧交を温めた。10代目代表の朝長夏奈さん(町田市在住)は「もりのこで過ごす時間は宝物。大事に残していきたい」と話した。

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