“長丁場”でもノーボギー 暫定首位の小祝さくら「体力が削られる感じ」

暫定首位で最終日へ(撮影/松本朝子)

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 3日目(22日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6688yd(パー72)◇晴れ(観衆2338人)

降雨によるコースコンディション不良でサスペンデッドとなった2日目。小祝さくらは第2ラウンドを1ホールもプレーできなかった。

一転、青空が広がり、気温も大幅に上昇した3日目は午前9時20分にプレーを開始。6バーディ、ノーボギーで木村彩子と並ぶ第2ラウンドのベストスコア「66」をマークし、1打差の2位で決勝ラウンドに進んだ。

第2ラウンドは「66」(撮影/松本朝子)

午後5時にスタートした3Rも7番までをプレーして3バーディ、ノーボギーと好調をキープ。5番は12mのバーディパットを沈めると、サスペンデッド直前の7番は110ydの2打目をPWで80cmにつけるベタピンバーディで締めた。

25ホールをプレーして9バーディ、ノーボギー。「本当に長かった。きのうから結構長丁場というか、すごい体力が削られる感じの内容だったので、その中でもきょうはすごく良いプレーができた」と振り返った。

25ホールの長丁場でもノーボギー。持ち前の安定感が光った(撮影/松本朝子)

日没が迫った最後の数ホールは、薄暗い中でのプレーを強いられた。「遠近感みたいのが難しくて、ちょっとダフリそうに見えたり、そこが難しかった」と言いながらも、持ち前の安定感でスコアを伸ばした。

通算11アンダーの暫定首位で迎える最終日は、第3ラウンドの8番(パー5)のティショットから再開する。「(心構えは)あまり決めてない。あしたはあしたなので。自分のベストのプレーをするだけなので、その辺だけ考えながら」と静かに意気込んだ。(千葉県袖ケ浦市/内山孝志朗)

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