バレー男子が大逆転劇 大爆発の石川祐希「力はついているなと分かった」東京五輪金のフランス撃破

 石川祐希

 「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本3-2フランス」(22日、マニラ)

 1次リーグ第3週が行われ、世界ランキング4位の日本は、同7位で東京五輪金メダルのフランスと対戦。0-2から3セットを奪い返す大逆転勝利を飾った。この勝利で世界ランクは3位に浮上した。

 序盤2セットを大差で落とした。だが、第3セットは石川のスパイクなどで5連続ポイントを奪うなどしてリズムに乗り、25-16で奪い返した。第4セットは競り合う展開となったが、25-23でフルセットへ。第5セットも石川のサービスエースなどで優位に進め、15-10でフランスを押し切った。

 33得点と大爆発の石川は大逆転劇にも「冷静に受け止めてます。ここが終わりじゃない。ここで上げて行ければ。オリンピックでも戦う可能性がある」とパリ五輪へ視線を向けた。一方で、「西田選手が途中から、高橋選手もいなかったが、いるメンバーでやるべきことをやりきった。ほぼフルメンバーの相手に勝ち切った。力はついているなと分かったので、また今日の試合でももったいないミスがあったので修正していきたい」とうなずいた。

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