芳賀天満宮境内で50種のアジサイ見頃 期間限定御朱印、祭典も多彩に

見頃を迎えた芳賀天満宮のアジサイ

 【芳賀】西水沼の芳賀天満宮のアジサイが見頃を迎え、色彩豊かな花が訪れた人々を癒やしている。

 境内には50種、約千株のアジサイが植栽されている。純白から鮮赤色、チョコレート色に移り変わっていく「白寿紅」や青色から赤色へと変化する「瑞樹の星空」、薄い青色で花びらが小さい「万華鏡」など多種多様な品種が見られる。7月中旬ごろまで楽しめる。

 同宮では「夏詣・あじさい祭」を7月31日まで開催しており、期間限定の御朱印、お守りを頒布し、アジサイの葉を使用した「みつる甘茶」を振る舞っている。期間中には太々御神楽(みかぐら)奉納や茅(ち)の輪くぐり神事、七夕まつりなどの祭典も行われる。

 好天に恵まれた20日、昨年に続いてアジサイを見に訪れた宇都宮市宝木本町、無職箱田(はこだ)ナミ子(こ)さん(82)は「色が移り変わるのが良い。種類が豊富で、名前も表示されていて分かりやすい」と話した。

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