サザンオールスターズ、20年ぶりフジドラマ主題歌 番組P「念願叶い引き受けて頂けました!」

サザンオールスターズの『恋のブギウギナイト』が主題歌に決定した【写真:(C)フジテレビ】

小池栄子と仲野太賀がW主演の宮藤官九郎によるドラマ『新宿野戦病院』

昨年デビュー45周年を迎えたバンド・サザンオールスターズが、フジテレビで7月3日からスタートする小池栄子と仲野太賀のダブル主演、宮藤官九郎によるドラマ『新宿野戦病院』(水曜午後10時/初回15分拡大)の主題歌を務めることが23日に発表された。新曲『恋のブギウギナイト』に決定した。

本作は、新宿・歌舞伎町にたたずむ「聖まごころ病院」を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を“官九郎節”ともいえる、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメント。

このたび、ドラマの主題歌に決まった新曲『恋のブギウギナイト』は、サザンオールスターズとしては、昨年9月に発表された『Relay~杜の詩』以来、約9か月ぶりの新曲となる。また、サザンオールスターズがフジテレビのドラマ主題歌を担当するのは『大奥~第一章~」』(2004年/フジテレビ系)の主題歌『愛と欲望の日々』以来、実に20年ぶり。

楽曲は、昭和から平成初期に流行したディスコと令和のEDMを融合させたダンスナンバー。懐かしさと新しさ、愉快さと切なさが入り混じるサウンドと、ペーソスあふれる情けない男の心情が描かれた歌詞に、緩急自在の桑田佳祐のボーカルが得も言われぬグルーヴと高揚感を生み出している。

サザンオールスターズは、長年にわたって楽曲のリリースや野外ライブなど精力的な活動を続けており、毎年6月25日の“デビュー記念日”が近づくと、「何かあるのでは?」とファンの間で機運が高まる時期。そんな中、22日深夜に放送された桑田のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』において、急きょテーマを「6月25日直前!!重大発表SP~新曲出来ちゃったので聞いてちょうだい!~」と題して番組を放送し、新曲音源を初解禁したばかりだった。

プロデュサーの野田悠介氏は「念願叶い、サザンオールスターズさんに主題歌を引き受けて頂けました! 初めて楽曲を聴かせて頂いた時、懐かしさもあり、高揚感もあるダンスナンバーで、本作品を締めくくるにはピッタリの楽曲だなと興奮しました! 宮藤官九郎さんが織りなす初めての医療ドラマ、今最もホットな場所である歌舞伎町を舞台にした本作品とサザンオールスターズさんとの化学反応を、是非お楽しみに!」と喜びのコメントを残した。ENCOUNT編集部

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