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イタリア記者からの「完封負け」「完敗」発言
デュッセルドルフのメディアセンター内では、イタリア記者から「完封負け」「完敗」と言った言葉は飛び交った。
1-0というスコア以上に、イタリアは何もできなかった。
最後の20分間を除いては。
スペインのシュートは20本で、枠内が8本。
一方、イタリアは4本で、枠内わずか1本。
GKジャンルイジ・ドンナルンマの好守がなければ、もっと点差が開いたかもしれない。
けっして、リカルド・カラフィオリのオウンゴールだけだった試合ではないということだ。
誰もがスペインの強さを認識し、ディフェンディング・チャンピオンのイタリアがなす術もなく敗れた。
フェデリコ・キエーザのドリブルも「機能しない」
スペインはニコ・ウィリアムズ、ペドリが躍動していたのに対して、期待されたフェデリコ・キエーザのドリブルも機能しなかった。
アズーリの指揮官ルチアーノ・スパレッティもこの事実を冷静に受け止めていた。
スペインの新鮮さにまったく対抗できなかった。
イタリアの3戦目、相手は勝ちが必要なクロアチアだ。
ここでイタリアは最低でも引き分けないといけない。
それまでにイタリアが、どれだけ立て直せるかに注目だ。
クロアチア戦はグループステージでありながら、ノックアウトのような雰囲気が漂っている。
どこか悲壮感が漂うような試合になるかもしれない。