「非常に申し訳ない」最下位の札幌が5連敗、ペトロヴィッチ監督はサポーターに謝罪も「選手たちを非難はできない」

最下位に沈む北海道コンサドーレ札幌は6月23日、J1第19節で横浜F・マリノスとホームで対戦し、0-1で敗戦。リーグ戦5連敗となった。

序盤からチャンスは作ったものの、なかなか相手ゴールをこじ開けられず。1点が遠い時間が続くと、60分にペナルティエリア内でのハンドでPKを献上。これをアンデルソン・ロペスに決められ、失点する。結局、最後までビハインドをはね返せなかった。

試合後、札幌のペトロヴィッチ監督は、「選手たちは非常に素晴らしい戦いを見せてくれた。マリノスのような非常に質の高いチームに対して、勇気を持って前からプレッシングに行き、ボールを奪い、ゴールを目ざしてくれた」と懸命に走った選手を称えた。

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ただ結果は敗戦。指揮官は続けて、サポーターに向けた思いも語った。

「チャンスも作れていたが、不運な形でPKを与えて0-1で敗れてしまったゲームだったが、決して選手たちを非難はできないと思う。最後まで後押ししてくれたサポーターには本当に感謝したい。サポーターも選手たちが最後まで必死に戦う姿を見てくれたと思うし、勝てなかったことは非常に申し訳ないが、チームでベストを尽くした結果だと思う」

札幌の次節は中2日の26日に行なわれ、敵地でFC東京と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部)

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