富山県内に大雨洪水警報 氷見では6月の観測史上最大 1時間に45ミリの激しい雨 夜遅くまで土砂災害に注意・警戒

活発な梅雨前線と低気圧の影響で、23日の富山県内は昼過ぎからところにより激しい雨が降り、氷見市では6月の観測史上最大となる1時間に45ミリの雨を観測しました。

23日の県内は低気圧や本州を通過する梅雨前線の影響で広い範囲で雨となっていて、昼過ぎからは一時激しく降りました。

県内では高岡市や氷見市など9つの市と町に大雨洪水警報、舟橋村を除くそのほかの市と町に大雨警報が出されています(23日17時時点)。

見では6月の観測史上最大となる1時間に45ミリの激しい雨が、高岡市の伏木でも1時間に36ミリの激しい雨を観測しました。

また降り始めからの降水量は、魚津で134ミリ、宇奈月で122.5ミリ、氷見で109.5ミリなどとなっています。

このあと23日夜遅くにかけても、ところにより1時間に40ミリの激しい雨が降る予想で、富山地方気象台によりますと24日午後6時までの24時間に予想される降水量は東部西部ともに80ミリとなっています。

この雨の影響で交通機関に乱れが出ました。城端線と氷見線は終日運休となり、上下線合わせて22本の運転を取りやめました。

またあいの風とやま鉄道は上下線合わせて普通列車6本が運休、高山線も特急ひだなど上下線合わせて6本が運休しました。

富山地方気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒するよう呼びかけています。

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