華麗なジャンプに大歓声 群馬・太田市にスケートパーク完成

華麗な技を決めるライダー

 群馬県内最大のスケートボード場「エアリススケートパーク太田」(太田市新田金井町)が23日オープンした。開場セレモニーやデモライダーによる実演が行われ、競技者やファンでにぎわった。

 セレモニーで清水聖義市長は「愛される施設となるよう努力したい。スケボーが大好きな子どもが増えてくれれば」とあいさつ。2021年東京五輪スケートボード女子パークで優勝し、この日、パリ五輪への出場が決まった四十住(よそずみ)さくらさんがビデオレターを寄せ、「多くの人が競技を楽しめるようになればうれしい。少しでもやってみたいと思ったらぜひ体験してほしい」と呼びかけた。

 テープカットの後、伊勢崎市出身の星野大喜(だいき)さんをはじめとするデモライダー11人がスケートボードと自転車競技BMX(バイシクルモトクロス)による華麗な技を披露。プロスケーターの上田豪さんが司会を務め、巧みなトークで会場を沸かせた。雨のため、一般参加者によるコンテストや体験教室は中止された。

寝ている人を軽々と飛び越え、拍手が起こった
BMXの技も飛び出した
レールを使ったジャンプに挑戦

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