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F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、23日に行われたスペイン・グランプリ(GP)決勝で完走時の自己最低タイとなる19位に沈んだ。
スペインGPでRBはアップデート(改良)を実施したがうまくいかず、角田は大苦戦。フリー走行では1回目に20位、2回目に15位、3回目に18位と低迷が続き、肝心の予選でもQ1敗退で17位と大きく出遅れた。
決勝では課題のスタートを決めて一時は15位に上がったが、マシンのスピード不足は深刻で、ずるずると順位を下げ、他車よりピットストップも多くなるなど問題を抱えながらの走行となり、終盤は最下位に落ちる場面も。なんとか1つ順位を上げるも、ブービーの19位でゴールした。
さらに角田はピットレーンでの速度超過により、5秒が加算されるタイムペナルティー処分まで受ける事態に。角田にペナルティーが出ると、中継した「DAZN」で実況を務めたサッシャ氏は「今日の角田は踏んだり蹴ったりですねえ」と思わず嘆息した。
悪夢とも言える散々の惨敗に終わった角田。連戦となる次戦オーストリアGP(30日決勝)で巻き返しを果たせるか。