日本ハム・新庄監督“超大型”打線は不発 1~4番に190センチ超ズラリも「打てませんでしたね」

 日本ハム・新庄剛志監督

 「日本ハム2-6楽天」(23日、エスコンフィールド)

 超大型打線も不発に終わった。日本ハムは1番・万波からマルティネス、水谷、レイエスと4番まで190センチ超の巨漢がズラリ。新庄監督は「昨日の夜に(藤井の)映像を見ながら打線を組んで。しっくり来たんですよね。五回までに3、4点を取ってくれる想像で組んだんですけど、打てませんでしたね」と脱帽した。

 迫力ある打線はつながりを欠いた。三回、無死一塁で9番・上川畑に強攻させたが併殺。五回は無死一、二塁の好機を作ったが、マルティネスが右飛、水谷が併殺。六回までの計3併殺がホームを遠ざけた。

 正念場と位置づけた球宴までの24試合。3試合を終えて1勝1敗1分で首位と10ゲーム差に広がった。明るい材料は福田光がこの日も2安打したこと。「2軍の選手も気合入ってると思うし、探そう」と新たに眠っている戦力を発掘。総力で乗り切る。

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