「僕も6番を獲ったほうがいいと思う」遠藤航、リバプールのアンカー補強報道にまさかの発言。“真意”は?「マカリステルのような選手を...」

昨夏にシュツットガルトから名門リバプールに加入した遠藤航は、昨年12月あたりからアンカーのポジションを確保。アジアカップによる離脱がありながらも、主力としてプレーした。

ただ、疲労もあり、シーズン終盤にややパフォーマンスが低下したのも事実で、退任したユルゲン・クロップ監督の後任として迎えられたアルネ・スロット新体制では、アンカーの補強が取り沙汰されている。

6月23日に放送されたABEMAの番組『ABEMA スポーツタイム』に出演した遠藤は、同じポジションの補強が騒がれている件について質問を受けると、やや意外な答えをした。

「報道は気にしないですけど、僕も中盤の6番(アンカー)は獲ったほうがいいと思っていますけどね」

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その理由については、「(アレクシス・)マカリステルのような10番の選手を(スロットが)アンカーとして見ているのか、というところもあると思いますけど、現状、そもそも6番はそんなに多くない」とコメント。こう続けている。

「僕がやる機会が一番多くて、(その前は)マカリステルがやっていた。チアゴ・アルカンタラもいたんですけど怪我が多いし、もう退団が決まっている。あと若いスペイン人の選手(ステファン・バイチェティッチ)がいるんですけど、彼も即戦力になるのかならないかと言われると、どうなのかというところはあるんで」

31歳の日本代表MFは「僕の年齢を考慮しても、6番は獲ってもいいのかなと。それが結果的にチームとして強くなるのでれば、僕は大歓迎ですし、その中で競争があって、ポジションを勝ち取るだけなので。なので、あまり気にしないというか、獲ってもいいと思ってますけどね」と持論を述べた。

ライバルが増えたとしても、純粋な守備的MFに事実上1人という状況は、避けるべきだと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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