「楢葉町の干し芋」販売開始 ニューデイズ、首都圏23店舗で

6次化商品「楢葉町の干し芋」

 東日本大震災や東京電力福島第1原発事故からの復興に取り組んでいる楢葉町の新たな特産品であるサツマイモを使った6次化商品「楢葉町の干し芋」が、JR東京駅や上野駅など首都圏の駅にある「ニューデイズ」23店舗で販売が始まった。

 町はサツマイモの一大産地化を目指しており、年々生産者や栽培面積が拡大している。昨春は町が6次化施設「特産品開発センター」を整備し、干し芋を主力商品として製造。町内の「道の駅ならは」などで販売してきた。

 松本幸英町長が18日、店舗を運営するJR東日本クロスステーション本社(東京都)を表敬訪問した。同社の小俣康則常務執行役員らに面会し、松本町長が商品の取り扱いに謝辞を述べ「さらに販路拡大に向けて協力してほしい」と語った。

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