渋野日向子は7位 メジャー2大会連続トップ10も「もう少しできたなという瞬間がすごく多かった。悔しい」

 渋野日向子

 「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・最終日」(23日、サハリーCC=パー72)

 首位と4打差の5位から出た渋野日向子(25)=サントリー=は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算2アンダーの7位と全米女子オープンに続き、メジャー2大会連続のトップ10フィニッシュとした。

 3打目をピタリと60センチにつけた2番パー5でバーディーを先行。4番で3パットのボギーをたたいたが、続く5番ですぐさまバウンスバックに成功した。しかし、7番パー4ではバンカーからの2打目をラフに落としたものの、傾斜を伝って再びバンカーに。4オン2パットで痛恨のダブルボギーを喫した。続く8番も一つ落とし、後半は14番でバーディーを奪取した。

 ラウンド後の中継局のインタビューでは「もう少しできたなという瞬間がすごく多かったので、悔しいです」と振り返った。「3日目、4日目で伸ばし切れなかったことがすごく残念。まだまだいけるなって思う部分はあったので、これからもっと練習して次の試合に向けて頑張りたい」と5年ぶりのメジャー制覇には届かなかったが前向き。次週のダブルス戦のダウ選手権では、同じ黄金世代の勝みなみと共闘する。「めちゃくちゃ楽しみ。波に乗ったらかっちゃんもすごくバーディーを取ってくれる。私も負けないようにというか頑張りたい」と最後は笑顔をのぞかせた。

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