「いまだにプロになった時と同じ」57歳のカズ、情熱に衰えはなし。身体は大丈夫なのか「先生に質問すると『分かりません』って」

元日本代表FW三浦知良が、フジテレビ系列の「ワイドナショー」にVTR出演。現役続行について語った。

現在57歳のカズは、サッカーへの情熱は若い頃と変わらないという。

「いまだに10代の時にプロになった時と同じ気持ちで、試合に出たいという意欲がある。そのためには何をしないといけないかと言ったら練習しかない。それをやる意欲はずっとある。点を取ってアピールしよう、そういう目標が常にあって、そこに向けて自分の情熱が衰えることはない」

一方、「でも身体がやっぱり心配。心臓とか、急に止まっちゃうんじゃないかと。だって、もうすぐ60(歳)」として、医学的にも判断が難しいと明かす。

【画像】“11”のトレーニングウェアで練習するカズ
「年齢のことを考えると、みんな心配してくれる。だから、脳も心臓も検査して。『本当にやっていて大丈夫なんですか?』と先生に質問すると、『分かりません』って。サッカーの負荷がどのくらいかも先生たちは分からない」

周囲からは「本当に真剣にもう辞めろって。危険だと。負荷が高いスポーツだから」と言われると語る。それでも「もう行くしかないですね」とほほ笑んだ。

キングカズは未踏の領域を突き進んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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