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長崎県対馬市最大のロードレース「第28回国境マラソンIN対馬」(実行委主催、長崎新聞社など後援)が23日、同市上対馬町であり、国内外から集ったランナーが国境の海を望むコースで健脚を競った。
今年は同市の市制施行20周年記念大会として開催。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんと、リオデジャネイロ五輪男子マラソンカンボジア代表の猫ひろしさんをゲストに迎えた。
ハーフと7.1キロの2種目が実施され、出場申し込みは韓国からの310人を含む1230人だった。ハーフでは阿比留和弘さん(陸自対馬駐屯地)がトップの1時間10分25秒でゴールした。
完走後の取材に猫さんは、コースのアップダウンが「記憶に残る」と表現。世界で一つだけの大会だとし、多くの人々にPRしていく気持ちを示した。高橋さんは初めての対馬。景色や食事といった対馬の魅力に触れ「最高の場所に来させてもらえた。(みなさんの)一生の思い出に残る大会だったと思います」と笑顔で語った。