三重県御浜町で、かんきつ類の農閑期の収入源として栽培されているトウモロコシが、収穫の最盛期を迎えています。
御浜町にある「かきうち農園」では、ミカンやレモンなど15種類のかんきつ類を生産していますが、トウモロコシの栽培は5年ほど前に始めました。
大きな黄色い粒が特徴の「ゴールドラッシュ」や、粒が白く甘みが強い「ホイップコーン」を育てています。
「かきうち農園」の垣内清明さんによりますと、糖度は16度前後と一般的なメロンやイチゴより甘いということです。
約70アールの畑では19日から収穫が始まり、朝7時前から社員5人が約30センチに育ったトウモロコシを1本ずつ手でもぎ取って収穫しています。
7月上旬までに約3万本を収穫し、県内を中心にスーパーや農産物直売所などに出荷するということです。
垣内さんは「ぎっしり実が詰まったトウモロコシに育った。旬のおいしさを楽しんでほしい」と話していました。