早咲きのハスに癒やされ 8月中旬まで楽しめる品種も 諫早・唐比

濃い紅色が特徴の「大紅袍」などが見頃を迎えたハス園=諫早市、唐比ハス園

 長崎県諫早市森山町の唐比ハス園で、早咲きのハス「ミセススローカム」や濃い紅色の「大紅袍(だいこうほう)」などが次々に開花し、来園者の目を楽しませている。
 地域住民でつくる「唐比すいれんの会」(山﨑昌昭会長)が、約2.3ヘクタールの湿原にハス13種、スイレン12種を栽培している。同会によると、ハスは今月初旬から咲き始め、品種によっては8月中旬まで楽しめそう。
 来園者は園内の木製の遊歩道を散策しながら、写真撮影などを楽しんでいた。夫婦で訪れた佐世保市の山口留美子さん(67)は「さまざまな種類がこれだけそろって咲いているのは珍しく、癒やしを感じる。また機会があれば来てみたい」と笑顔で話した。
 同会は7月7日、ステージイベントや、メロンなどの地元特産品を販売する「第17回唐比ハス祭り」を開催する。問い合わせは同会事務局(電080.8350.4116)。

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