目指せ、スコア70台! サッカー元日本代表・大久保嘉人さんが「ゴルフテック」体験、最新機器でスイング確認&パター試し打ち

ゴルフテックのフォーム解析を紹介する大久保さん(左)と西コーチ

大久保嘉人のゴルフ場巡り~2ndステージ・番外編
サッカー元日本代表の大久保嘉人さん(42)が九州のゴルフ場を巡る企画は、番外編として福岡市のゴルフレッスンスクール「ゴルフテック福岡天神店」に足を運んだ。日本最大級のゴルフポータルサイト「ゴルフダイジェスト・オンライン」(GDO)が運営する全国拠点の一つで、ティーチングプロの資格を持つコーチによるマンツーマンの丁寧な指導が特徴だ。大久保さんは本格的にゴルフを始めて2年が過ぎ、今ではスコア70台を目指すまでの腕前となった。さらなるレベルアップのため、最新機器で〝現在地〟を診断した。
(松田達也)

高まるばかりの向上心とともに、福岡市の繁華街・天神にあるスクールの門をたたいた。今回の最大の目的は現状のフォームの点検だ。この連載のファーストステージに何度も登場してくれた西瑞樹コーチ(32)がレッスンを担当してくれる。実は大久保さん、過去に別の仕事で福岡を訪れた際、こっそりと西コーチのもとを訪れたことがあったぐらい信頼が厚い。

大久保さんの現在の悩みは「ドライバーの軌道が安定しない」こと。西コーチは実際に室内で打球を打った大久保さんのフォームを確認。動画によるスイング解析やプロの映像との比較、弾道測定機での打球の方向性などを確認したうえで、右肩や右腰の使い方をアドバイスした。

西コーチは「今までの打ち方も悪くはないです。打ちたい球筋に合わせたクラブの軌道やヘッドの動きを確認しました」と説明する。一度のレッスンで全てを変えることはできないため、まずは微調整に着手。今までよりも右の腰を低い位置で打つスイングを繰り返した。「普段は使っていない筋肉を使うので、これはきつい」と顔をしかめる大久保さん。それでも、計測された打球のデータに変化は表れており「いきなりは難しいけど、続けていけばいいのかな」と手応えを感じていた。

【次ページに続く】新しい発見を楽しむ

今回はパットの改善にも取り組んだ。打つ瞬間に左方向へ引っかけ気味の傾向があった大久保さんに対し、西コーチはやや上からのぞき込むように構えることを進言した。ゴルフテックでは、従来使っていたパターとは別の形状を試すことも可能。大久保さんはシャフトが短めのマレット型のパターをチョイス。試し打ちを終えると「こっちの方がいいんじゃないかな」と新しい発見を楽しんでいた。

ゴルフテックでは、最新の機器で計測したデータをもとに助言し、課題を一つずつクリアしていく。そのメソッドを体感した大久保さん。「ゴルフは本当に奥が深い。目指せ、70台だね」。言葉に力がこもった。

【次ページに続く】連載読者に特典!

特典 「ゴルフテック」のマンツーマンレッスンを体験しましょう。福岡天神店で「大久保さんの連載を見た」と伝えると、スイング診断(1万1000円)が半額になるほか、サイン入りボールをプレゼントしています。7月末までの限定サービス。詳細は同店(福岡市地下鉄天神駅4番出口すぐ)=092(753)9033。

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