小島よしお「見栄えを気にして立ち上がる必要はない」 苦悩の時代を支えた人生の教訓とは

お笑い芸人の小島よしおが、6月22日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。挫折を経験した後、自らを支えた人生の教訓について語った。

小島が、是非とも見てほしい場所があると言って訪れた場所は、雑草がぼうぼうに生えた土地だった。ここは、小島が数年前に購入した、100坪の土地だという。

「いつか、久米島に、もしかしたら帰って、2拠点生活的なね、感じとか。それは本気でありかなって思いますね」と話す小島が思い描くのは、東京と久米島から全国を飛び回る将来だ。

大きなブレイクを経験した後の苦悩の時代、小島が強くひかれたものがあったという。それは、雑草。「すごく自分の芸能界の生き方と雑草の生き方がすごくリンクしているっていうのがありまして」と、ひかれた理由を話し始めた。

「雑草っていうのは実は競争力がすごく弱い。弱いんだけど、ライバルがいないところとか、そういう所で自分の居場所を探して、生きるんですよね」と話す小島。他のお笑い芸人とは違って子どもにターゲットを絞ったり、子どもが楽しめる野菜の歌を作ったりして、芸能界で生き残りを図った自分を“雑草”という存在と重ねるようになったという。

そして、「踏まれても立ち上がる」のではなく、「踏まれたら踏まれたままで生きていく」雑草から、小島は自らを支える人生の教訓を学んだ。“見栄えを気にせず、花を咲かせること”を目指して、小島は今もたくましくチャレンジを続けている。

久米島に帰ると、小島が感じるのは“変わらない良さ”だ。久米島は、小島にとって変わらないでいてくれる大切な居場所である。そんな生まれ故郷に恩返しをするために、久米島の小学校で凱旋ライブを行った。子どもたちと一緒になって、コール&レスポンスで盛り上がり、体育館はたちまちライブ会場となった。

ライブ後、自分のために子どもが書いてくれたイラストを見て、「一生懸命さの素晴らしさというかね、うまいとかそういうことじゃなくて、一生懸命っていうのは伝わるもんだなって思いますね」と話す小島。カッコ悪くても、失敗しても、小島は自分の居場所で雑草のように生き続ける。

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写真提供:(C)日テレ

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