雫石川、北上川、中津川の合流地点で川の周辺にある洪水危険個所を見回り 増水に備え

これからまとまった雨が降る時期を前に、川の水が増えた場合に備えた、関係者による巡視活動が盛岡市で行われました。

これは国土交通省岩手河川国道事務所や北上川流域の自治体などで構成する連絡会が毎年この時期に行っているもので、24日は盛岡市本宮の雫石川の堤防に国土交通省の職員や消防団員ら合わせて40人ほどが集まりました。
この場所は雫石川と北上川、中津川の3つの河川が合流する地点で、水かさが増した時には閉鎖する陸閘も設置されていて、水防上、特に注意が必要な「重要水防箇所」に指定されています。

関係者はこの後、中津川の河川敷も点検し、川沿いで洪水時に予想される危険について情報を共有しました。

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