「壊滅的」「がっかりさせて申し訳ない」未勝利&最低記録で敗退…スコットランド主将ロバートソンが謝罪【EURO】

現地時間6月23日に開催されたEURO2024のグループステージ最終節(A組)で、スコットランド代表はハンガリー代表と対戦。90+10分の失点により、0-1で敗れた。

スコットランドは開催国ドイツとの初戦で1-5の大敗を喫し、スイスとの2戦目は1-1でドロー。そして今回の敗戦と結局1試合も勝てず、屈辱の最下位で大会を去ることとなった。

キャプテンのアンドリュー・ロバートソンは、茫然自失といった様子だ。英公共放送『BBC』のインタビューで、こう思いを明かした。

「正直なところ、何も言うことはない。僕たちは全てを出し切った。この試合に勝たなければいけないことも分かっていた。どちらに転んでもおかしくなかったが、これがフットボールだ。この一件を乗り越えるには長い時間がかかるだろう。

前半はポゼッションでかなり有利に立ったが、何もできなかった。突破口を見つけて、もう少し効果的に攻めるべきだったと思う。現実的には、引き分けでは十分ではなかった」

【動画】衝撃の結末…スコットランド対ハンガリー
責任感は人一倍だ。リバプール不動の左SBは、感謝と謝罪の言葉を口にした。

「長い時間をかけて、これを乗り越えなければならない。タフな問題だ。壊滅的だよ。選手たちは全員、完全に打ちのめされている。とにかく、サポーターのみんなにありがとうと言いたい。みんなをがっかりさせて申し訳ない」

3試合でシュート本数はわずか17。データサイト『Opta』によれば、この数字は1980年にグループステージが導入されて以来、2016年の北アイルランドと並んで、同ステージにおける最少記録だ。

スコットランドは、あまりに厳しい現実を突き付けられた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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