欠場続く高橋藍は「伊リーグで負った怪我の後遺症のようなもの」 ブラン監督が説明 1月に左足首負傷、当面回復優先

 日本代表・高橋藍

 日本バレーボール協会は24日、7月に開幕するパリ五輪の男子日本代表内定選手12人を発表した。石川祐希主将、高橋藍、西田有志ら主力メンバーが顔をそろえた。

 フィリップ・ブラン監督は現在戦っているネーションズリーグ(NL)のフィリピン大会途中からメンバー外となった主力の高橋藍について「藍の今の問題はイタリアのリーグで負った怪我の後遺症のようなもの。必要な検査、治療をうけた」と、説明した。高橋は1月に左足首を負傷していた。

 28日からのNL決勝大会については「藍が五輪の事前合宿の最初から満足な状態で練習できることが重要。VNLファイナルは重要ではない。彼の状況をチェックしながら試合出場を決めたい」と、語った。

 高橋藍は日本協会を通じて「日本代表選手に選ばれたことに非常にうれしく思います。その自覚と責任を持ち、メダル獲得に向けて頑張りたいです。本大会までの期間、コンディションを整え、気持ちをオリンピックに向けて作っていきたいと思います。目標はメダル獲得です」と決意表明した。

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