B2福井が前横浜BCの西野曜を獲得「覚悟を持ってB1昇格を」日本代表経験ある若手SF

6月24日、B2リーグに昇格した福井ブローウィンズは、横浜ビー・コルセアーズから自由交渉選手リストに公示されていた西野曜と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

大阪府出身で7月に26歳の誕生日を迎える西野は、199センチ94キロのスモールフォワード。近畿大学附属高校から専修大学へと進学し、2019-20シーズンに秋田ノーザンハピネッツの特別指定選手としてBリーグデビューを果たすと、2020-21シーズンから3シーズンにわたりサンロッカーズ渋谷でプレー。横浜BCに移籍した2023-24シーズンは、B1リーグ戦43試合(うち先発4試合)に出場し、1試合平均8分59秒のプレータイムで2.7得点1.0リバウンドをマークした。

今シーズン限りで選手契約が満了となり、5月13日付で自由交渉選手リストに公示されていたが、約1カ月半が経過したこの日、B3リーグで46勝4敗(勝率.920)という驚異的な勝率を残してB2昇格を決めていた新興クラブの福井が獲得を発表。昨秋の「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」日本代表にも選出されていた有望株の新天地は、B2リーグになることが決まった。

今回の移籍発表に際して、西野は「ホームゲームはもちろん、アウェーでの試合でも多くの方が会場に来てくれて、熱い応援をしてくれたことは忘れません。横浜は人も場所も最高でした!1シーズンという短い期間でしたが、自分自身の成長のために、さらなる覚悟を持って来シーズンに臨みたいと思います。チームは変わってしまいますが応援していただけたらうれしいです!ありがとうございました」と、ファンも含めた横浜BCの関係者に感謝。

また、新天地となる福井の関係者へ向けては、「皆さんとともに試合をすることを楽しみにしています!覚悟を持ってB1昇格を目指して日々頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、活躍を誓った。

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