中日・村松開人は「左肩SLAP損傷」 球団が発表 23日広島戦で負傷

 4回、上本の打球処理後、左肩を押さえる村松=23日

 中日は24日、23日の広島戦で負傷した村松開人内野手について、名古屋市内の病院で検査を受けた結果、「左肩SLAP損傷」と診断されたことを発表した。村松はこの日、登録を抹消された。

 球団は「今後は医師、トレーナーの指示を受けながら治療に専念し、早期復帰を目指します」と説明した。

 前日の試合に「8番・遊撃」でスタメン出場していた村松は四回の守備で先頭・上本の三遊間へのゴロに対してグラブを目いっぱいに伸ばしながら飛びついた。ボールをグラブに収めることはできたが、左肩付近を押さえて一塁へ送球することができず、内野安打となった。

 その後、トレーナーとコーチが駆けつけ、村松は自力で歩きながらベンチ裏へ。立浪監督がベンチから出てきて、そのまま交代となった。

 立浪監督は試合後「ダイビングしたときに脱臼したような、今は(球場に)戻ってきてますけど」と説明。今後については「炎症の具合を見て。ちょっと今の段階では何とも言えないですけど」と語った。

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