38歳モドリッチは今大会が代表最後? “相棒”コバチッチが回答! 年齢問題に鋭い見解「大事なのは…」【EURO】

現地時間6月24日に開催されるEURO2024のグループステージ第3節(B組)で、クロアチア代表はイタリア代表と相まみえる。この大一番の前日にマテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ)が取材に応じ、意気込みを示した。UEFAの公式サイトが伝えている。

クロアチアはスペインとの初戦で0-3のまさかの大敗。さらにアルバニアとの第2戦では終了間際の失点で2-2のドローに終わり、未勝利で最下位に沈んでいる。決勝トーナメント進出へは、勝点3、つまりイタリア撃破が必須の状況だ。

コバチッチは、チェルシー時代の同僚ジョルジーニョ(現アーセナル)との再会を心待ちにしつつ、前回王者の組織力に警戒心を強めている。

「イタリアの選手たち、特にジョルジーニョに会えるのは嬉しいよ。以前、一緒にプレーを楽しんでいたからね。僕らは質の高い、組織化されたチームとのタフな試合を想定している。やるべきことは分かっているよ。過去何度もそうだったように、明日はベストを尽くさなければならない」

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苦戦の要因として、38歳の大黒柱ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)ら主力の高齢化を挙げる人が少なくないなか、「これがモドリッチにとって最後のビッグトーナメントになる?」という問いも。

攻めた質問に対し、コバチッチは「ルカが最後になるかは考えていない」と答えたうえで、インサイドハーフの相棒への絶大な信頼を明かした。

「僕らは彼がまだ一緒にいて、リードしてくれていることを嬉しく思っているし、誇りに思っている。明日も彼がベストの状態で臨んでくれるよう願っている。彼は明日、我々を導かなければならないと自覚しているはずだし、僕らもついて行くつもりだ。タフな試合が待っている。僕らのフォーカスはイタリア戦だけだ」

そして、自身も先月に30代の仲間入りをしたMFは、「クロアチア代表の年齢」に関して、「年上の選手も何人かいるけど、大事なのは自分たちがどう感じるかであり、僕らは良い感じだ」と強調。こう締め括った。

「最初の2試合では本来の力を発揮できなかったが、明日は大丈夫だ。準備はできているし、イタリア戦に集中している。外の雑音は気にしていない。まあ誰にだって意見を言う権利はある。僕らにとって、クロアチア代表でのプレーは名誉なんだ。プレッシャーは感じていない。僕らは何度も一緒にプレーしているし、互いに理解し合っている」

英雄モドリッチを中心に一致団結するクロアチアは、イタリア相手に底力を見せ、欧州制覇を懸けた旅を続けられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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