6月23日（現地時間22日）。『Bleacher Report』のクリス・ヘインズ記者が、制限なしフリーエージェント（FA）として今夏を迎えるトバイアス・ハリスの現状を報じた。
203センチ102キロのフォワードは、NBAキャリア13年目を終えた31歳のベテラン。フィラデルフィア・セブンティシクサーズ在籍6年目となった今シーズンは、70試合に出場して平均33.8分17.2得点6.5リバウンド3.1アシスト1.0スティールをマーク。
ニューヨーク・ニックスとの「NBAプレーオフ2024」のファーストラウンドでは、全6試合へ出場したものの、平均9.0得点7.2リバウンド1.5アシストに終わっていた。
シクサーズの主要メンバーのうち、来シーズンも契約下にいるのはジョエル・エンビードとポール・リードのビッグマン勢のみ。制限付きFAのタイリース・マクシーと高額な再契約を結ぶことが濃厚ながら、チームは今夏キャップスペースに大幅な余裕がある。
ただ、同記者によるとハリスは今夏シクサーズから退団する見込みで、FA市場へ参戦するとのこと。そこで朗報なのは、ベテランフォワードに対してダラス・マーベリックス、デトロイト・ピストンズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、サンアントニオ・スパーズ、ユタ・ジャズが獲得に関心を示す見込みだという。
なかでもピストンズ、スパーズ、ジャズにはキャップスペースに空きがあることから、ハリス獲得を優先事項にしているのであれば、高額契約をオファーすることになるかもしれない。
