J1アビスパ福岡に衝撃 奈良竜樹主将が左膝を手術、全治10~12カ月 膝に不安を抱えながら昨季はクラブ初タイトルけん引

昨年12月、サポーターの前でルヴァン杯の優勝トロフィーを掲げる奈良主将(中央)

J1アビスパ福岡は24日、主将の奈良竜樹(30)が左膝靱帯(じんたい)の手術を受けたと発表した。左膝複合靱帯再建術(後十字靱帯再建術および内側側副靱帯再建術)で全治10~12カ月。

奈良は昨季、主将に就任し、膝に不安を抱えながら同31試合に出場して過去最高の7位に貢献。クラブ初タイトルとなるルヴァン・カップ制覇に導いた。今季リーグ戦11試合に出場している。

ここまで奈良は膝を厚くテーピングしてプレーしてきた。「これまでのけがが積み重なって、そういう膝になってしまって」。昨季、取材に対して左膝の状態を説明。完全に治すには手術が必要で全治1年かかると語っていた。

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