カプセルアートで環境教育イベント 群馬・太田市の企業、学生と準備 7月に川崎市で開催予定

黒沢さん(右から2人目)からカプセルアート作りの手ほどきを受ける高橋さん(中央)ら

 廃棄されたカプセルトイの容器で作る「カプセルアート」を使った環境教育イベントを7月に川崎市で予定している群馬県太田市の企業「懐中電灯」は23日、同社オフィス兼アトリエで準備に取り組んだ。イベントを手伝う大学生4人も参加し、ワークショップで披露する作品作りを学んだ。

 同社は2022年からカプセルアートを通じて、子どもたちに持続可能な開発目標(SDGs)などを紹介するイベントを県内外で実施している。今回は1月のイベントに参加した都内の大学生、高橋万旺(まお)さん(20)=川崎市=がサークル仲間を誘って、企画のサポートに加わる。

 川崎市のイベントは小学生以下が対象で、大学生が容器を使ったアート作りを手伝う予定。同社共同代表の黒沢篤さん(55)から作り方の手ほどきを受けた高橋さんは「自分も子どもも楽しめるイベントにしたい」と意欲をみせた。

 黒沢さんは「若者の意見を取り入れながら、新しい内容にも取り組んでいきたい」と話した。

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