【ボート】尼崎SG 前検時計トップタイの石野貴之は「余裕がありました」

 早々と手応えをつかんだ石野貴之

 「グランドチャンピオン・SG」(25日開幕、尼崎)

 現行エンジンは初下ろしから7節目で、まだ相場は固まっていない。2連対率トップ(63%)の11号機は初日12Rのドリーム戦に2号艇で登場する磯部誠(愛知)が獲得したが、S特訓後は不満顔。悪くはなさそうだが、納得もしていなかった。2連対率2位(61%)の18号機を引き当てた寺田祥(山口)も「まだなにもしていないけど、全然良くない。体感が良くないです。点検とかはしたいけど、まずは乗ってみてから考えます」と気配はひと息で、探り探りの対応となりそうだ。

 前検の一番時計は石野貴之(42)=大阪・90期・A1=と関浩哉(群馬)が6秒81で並んだ。石野は「悪くないですね。ほかのメンバーがどうかは分からないけど、タイムもいいし、ちょっとスリットで余裕があった」と早くも手応えをつかんだ様子。「ペラはまだババッと叩いただけなので、しっかり叩いていきたい」と初日(25日)を見据えて態勢を整える構えを見せた。

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