ビール飲んで運転…陸上自衛隊の男性隊員《停職3カ月》処分までに半年以上「事実確認に時間かかった」

去年(2023年)酒気帯び運転の疑いで検挙された陸上自衛隊・高知駐屯地所属の男性隊員が懲戒処分となりました。男性隊員は今日(24日)付けで依願退職しています。

停職3カ月の懲戒処分となったのは陸上自衛隊高知駐屯地第50普通科連隊所属36歳の男性隊員です。この男性隊員は2023年12月、高知市の市道で車を運転。ふらつきながら走行していたところを警察官に発見されました。呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたため酒気帯び運転の疑いで警察に検挙されました。

男性隊員は「居酒屋に行きビールを飲んだ」と容疑を認めその後、書類送検されています。男性は処分が出た今日(24日)付けで依願退職しました。陸上自衛隊高知駐屯地の広報は処分までに半年以上かかったことについて「本人への聞き取りや事実確認に時間がかかった」と話しています。

今回の不祥事について第50普通科連隊長の水関謙作1等陸佐は「誠に申し訳なく思っています。今後さらなる服務指導の徹底を図り事案の絶無に努めていく」とコメントしています。

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