能登半島地震で田んぼ崩落…新田富山県知事が南砺市の山間部を視察「できるだけ耕作地残る形で復旧進める」

能登半島地震で田んぼが崩落した南砺市の山間部を24日新田知事が視察し、復旧に向けて支援していく考えを示しました。

新田知事が訪れたのは石川県との県境に近い南砺市の砂子谷地区で、能登半島地震の影響で崩落した6ヘクタールの田んぼの状況を田中市長とともに視察しました。

田んぼを管理する営農法人、石田組から被害額は農作物で1500万円以上に上ることなどを聞き、今後、県としても復旧を支援する考えを示しました。

*営農法人石田組 石田一郎会長
「この後は、市と農林振興センターと相談しながら復旧をお願いしたい」

*新田知事
「大切な富山県の農地、南砺市の農地ですので、所有者の意向に沿ってできるだけ耕作地が残るような形で復旧を進める。また調査について、これからやり取りしながら進めていく」

南砺市では今後復旧に向けて秋頃の着工、3年以内の工事完了を目指すとしています。

© 富山テレビ