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富山県内のシロエビとベニズワイガニの漁獲量が過去10年で最も少なくなっていて、県は、生息調査をエリアを広げて行うことにしました。
県によりますと、富山湾でのシロエビの漁獲量は漁が解禁となった4月1日から5月末までで33トンと、去年の同じ時期の13%にすぎません。
また、ベニズワイガニは1月から5月までの5カ月間で去年の74%にとどまり、いずれも過去10年間で最も少なくなっています。
特に新湊漁港での水揚げが減少しているということです。
1月の能登半島地震の際に起きた海底地すべりの影響と指摘されていて、県は富山湾で行っている生息調査の範囲を、これまでの岩瀬沖に加えて新湊沖でも行うことにし、出来るだけ早く調査結果を分析して、漁獲量の回復につなげたいとしています。