「かなり近づいたぞ!」ホールインワン寸前の山下美夢有に喝采止まず! わずか”3センチ”の瞬間に米熱視線【全米女子プロ】

ホールインワン寸前の会心打に大きな喝采が送られた。

現地6月23日、女子ゴルフのメジャー第3戦「全米女子プロ選手権」の最終日が米ワシントン州サマミッシュのサハリーCCで行なわれ、2位タイでスタートした山下美夢有は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの「73」で回り、通算4アンダーで順位は変わらず2位でフィニッシュ。優勝はエイミー・ヤン(韓国)に譲ったが、海外メジャーでは自己最高成績を更新して4日間を戦い終えた。

2年連続賞金女王が大舞台でスーパーショットを披露した。山下は通算3アンダーで迎えた17番パー3の場面。グリーン右に大きな池が広がり、右手前にカップが切られる難しいセッティングだったが、鋭くスイングした第1打はグリーン手前まで飛んで、そのままバウンドすると、ピン方向にコロコロと勢いよく転がっていく。ギャラリーのどよめきが起きるなか、ボールはカップのわずか3センチ左を通過した。

惜しくもホールインワンとはならなかったものの、正確無比なショットに現地ギャラリーから日本人ゴルファーは多くの拍手喝采を浴びた。
このスーパーショットには米女子ゴルフ協会(LPGA)公式SNSもすぐさま反応を示している。文面に「ミユウ・ヤマシタが17番でエースにかなり近づいた!」と記し、興奮を抑えられなかった。

なお、山下は今大会の成績でパリ五輪の代表争いで古江彩佳と畑岡奈紗を逆転し、代表入りが確実となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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