《熱中症予防対策を》高知労働局が建設業協会に要請「冷房のある場所でこまめに休憩を」

熱中症患者が増える暑い夏を前に高知労働局が県建設業協会に熱中症予防対策について要請をしました。

高知労働局の菊池宏二局長から県建設業協会の國藤浩史会長に手渡されたのは、熱中症の対策を呼びかける要請書です。

高知県建設業協会 國藤浩史会長:
「現場の方でも十分熱中症の対策についてはですね。以前から取り組んではいるんですけどなかなか年々温暖化の関係でしょうか。気温の方が高くなってますんで」

熱中症の対策として通気性の良い服装を準備することや、冷房を備えた休憩場所を確保すること。また熱中症の危険度を表す「暑さ指数計」を現場に設置しこまめに休憩を取ることなどが求められています。

高知労働局 菊池宏二局長:
「熱中症の方は放置すると死に至るような大変恐ろしい病気でございますが、きちっと対策をとっていただければですね。それが十分防げるというものでございます」

2023年、高知県内では48件の熱中症による労働災害が発生しています。

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