大学日本代表に元巨人監督の高橋由伸臨時コーチ  堀井監督「いろんなアドバイスをしてもらいます」

 シートノックで鋭い返球をする青学大・西川史礁

 「プラハ・ベースボールウイーク2024」(7月6日~9日、チェコ)などを戦う大学日本代表の選考合宿が24日、神奈川・平塚市内で打ち上げられ、代表選手24人が決まった。29日から5日間行われる直前合宿で、元巨人監督の高橋由伸氏(49)が臨時コーチを務めることも発表された。

 高橋氏は慶大時代に大学日本代表の4番を担い、巨人では2004年のアテネ五輪など国際大会の経験も豊富。30日と7月1日の2日間、指導に当たる予定で、堀井哲也監督(62)は「打撃を中心にいろんなアドバイスをしてもらいます」と話した。2年連続の選出となった青学大・西川史礁(4年・龍谷大平安)、大商大・渡部聖弥(4年・広陵)の両外野手ら、大学屈指の強打者たちが直接指導を受けられる貴重な機会となりそうだ。

 投手は、3月に侍ジャパンのトップチームに選ばれた愛工大・中村優斗投手(4年・諫早農)ら11人が選出。堀井監督は「野球の実力はかなり高いという前提で、心身のタフさ、代表にふさわしい立ち居振る舞い、プレーの姿勢を見ました」と選考基準を説明し、24人の精鋭に期待を寄せた。

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