虹色の空、職員が手作り 群馬・太田市の特養でアンブレラスカイ

 群馬県太田市高林南町の特別養護老人ホーム「はぴねす」(浦野智行施設長)で、職員らが手作りしたアンブレラスカイが完成し、施設利用者や訪問者の目を楽しませている=写真

 赤、青、黄、白、オレンジ、ピンクといった8色のビニール傘約160本が中庭に浮かぶ。晴れた日は青空に映え、雨の日には雨粒とのコントラストを作り出す。

 コロナ禍で地域と交流が少なくなった施設利用者に外部と接点を持ってもらおうと企画した。浦野施設長は「2年前にも試したが、風で傘が飛んでしまった。今回はしっかりとクリップでつないだので大丈夫」と話した。

 施設を運営する社会福祉法人「愛心会」の細田礼子理事長は「施設を訪れる人も増え、利用者の刺激になっている」と述べた。

 アンブレラスカイは来月中旬ごろまで観賞できる。問い合わせは同ホーム(☎0276-50-1380)へ。

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