リチウム電池工場で火災、22人死亡 韓国

24日、火災が発生したリチウム電池工場で対応に当たる消防当局/Kim Hong-Ji/Reuters

韓国ソウル(CNN) 韓国にあるリチウム電池工場で24日、火災があり、地元当局によれば、少なくとも22人が死亡した。死者の大半は外国人だった。

首都ソウルから南西に約50キロ離れた京畿道華城(ファソン)市の工場で現地時間午前10時31分ごろに火災が発生した。

消防当局によれば、火災は午後3時10分ごろに鎮火し、消防隊が工場内に入れるようになった。

消防当局によれば、死者のうち2人が韓国人で、20人が外国籍。外国籍の死者の大部分は中国人だった。

救助隊が焼けた遺体を収容した。

消防当局によれば、少なくとも2人の負傷者がやけどのため重傷。5人が軽傷だという。工場の労働者の名簿が焼失しているため、犠牲者の身元確認が難しくなっている。

尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は、利用可能な人員と装備を全て動員して救助に全力を尽くすよう指示した。

© 朝日インタラクティブ株式会社