［ライプチヒ（ドイツ） ２４日 ロイター］ - サッカーの欧州選手権（ユーロ）は２４日、ドイツ各地で１次リーグを行い、Ｂ組のイタリアが決勝トーナメント進出を決めた。
クロアチアと対戦したイタリアは後半１０分、その直前にＰＫを失敗していたルカ・モドリッチにゴールを許し、先制点を奪われた。試合はそのままアディショナルタイムに突入し、クロアチアの勝利濃厚の時間帯となったが、イタリアは終了間際にマッティア・ザッカーニのゴール右隅を突く見事なシュートで１─１の引き分けに持ち込んだ。
同組のもう１試合では、スペインがフェラン・トーレスの得点でアルバニアに１─０で勝利し、３連勝と１次リーグを全勝で終えた。
この結果、スペインが勝ち点９で首位、イタリアが同４で２位通過した。また、アルバニアの敗戦により、まだ試合を残す他組のイングランド、フランス、オランダは最低でも３位の上位４チームに入ることが確実となり、１６強に進むことが決まった。
試合後、イタリアのルチアーノ・スパレッティ監督は「このグループを勝ち抜くのは大変だった。スペインは素晴らしいし、クロアチアは見事だ」と語った。
