未来の都市景観を静岡県東部から発信 サンフロント21懇話会、2024年度の活動方針決定=静岡・三島市

静岡県東部の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送「サンフロント21懇話会」の総会が6月24日、三島市で開かれ、未来の都市景観を県東部から発信することなどを2024年度の活動方針として決定しました。

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三島市本町のみしまプラザホテルで開かれた総会には、県東部の自治体や企業の代表者など約110人が出席しました。

静岡新聞社・静岡放送の大須賀紳晃社長が5月に行われた静岡県知事選挙を挙げて、「新しいリーダー誕生で、経済・文化などさまざまな面で躍動感が増し、県民の生活も心も豊かになってもらいたい」とあいさつしました。

続いて、2024年度の活動方針として、未来の都市景観を県東部から発信すること、地域創生につながる既存産業の持続的発展と新産業創出の支援など、4つの柱を決定しました。

記念講演では、一橋ビジネススクール特任教授の楠木建さんが「逆・タイムマシン経営論」と題して、これからの会社経営のあり方について解説しました。

楠木さんは、日本より先を行くアメリカのビジネスモデルを単純に輸入する考え方ではなく、これまでの自分自身の経営判断を振り返り“過去に起きた事実”を今の経営に生かすことも大切などと話しました。

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