酒気帯び運転で62歳男を逮捕「酔いがさめたと思った」 直前に当て逃げか〈仙台〉

仙台市宮城野区の県道で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、警察は職業不詳の男(62)を現行犯逮捕しました。男はその直前、当て逃げ事故も起こしていたとみられています。

酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、宮城野区に住む職業不詳の男(62)です。警察によりますと、男は6月24日午後11時ごろ、宮城野区東仙台1丁目の県道で酒を飲んで軽乗用車を運転した疑いが持たれています。逮捕される直前、男の軽乗用車は近くのアパートの駐車場で乗用車に衝突していて、そのまま走り去る様子を目撃した人が警察に通報しました。駆け付けた警察官が、衝突現場からおよそ500メートル離れた場所で信号待ちをしていた男に呼気検査をしたところ、酒気帯び運転が確認されたため、逮捕したということです。警察の調べに対し、男は「酔いがさめたと思っていた」と話し、容疑を否認しているということです。警察は、男が飲んだ酒の量などを詳しく調べるほか、当て逃げが疑われる事案についても捜査しています。

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