「カラフルできれい」 那須烏山・境小の児童がオオムラサキを放蝶

オオムラサキの成虫に喜ぶ児童

 那須烏山市境小の2、3年生14人は24日、同市大木須の「オオムラサキ公園」で、地元住民らが保護、飼育した国蝶(こくちょう)・オオムラサキを放蝶した。

 児童の郷土愛を育もうと、毎年実施している。児童は「里山大木須を愛する会」が公園近くの飼育舎などで保護していた12センチ程度のオオムラサキを1匹ずつ、里山に放った。

 3年上澤紗雪(うえさわさゆき)さん(9)は「羽が赤や黒などカラフルできれいだった」と笑顔。大きさだけでなく、色合いの豊かさにも魅了されていた。

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